madarasuka
歴史好き、街道好き、レトロ好きにはたまらない!!。三重県津市美杉町 伊勢本街道奥津宿を巡る!~その1;JR伊勢奥津駅~!
奥津宿、伊勢本街道を巡るにはこの駅を利用する人が多いと思います。
奥津の玄関ともいえるJR名松線の終着駅、『JR伊勢奥津駅』。
電車は終点マークの手前で停まり、折り返し運転のため『松阪』行きになり、次の発車時刻まで待機します。なお、電車の本数は約2時間に1本の単線のローカル線の無人駅です。
駅の外に出ると、レトロな建造物が目に飛び込んできます!!
昭和10年に開通した当時、使われていたSLの給水塔で、この時代のものが残っているのは国内で3基しかないとかで、とても珍しいようです。
やはり、珍しくて貴重なんでしょうね!!写真を撮っている方がいらっしゃいました。
給水塔は柵で囲まれていて、この内側には敷石がゴロゴロと存在していました。
敷石は、JRでは本来は古くなると新しく追加されるのですが、給水塔の柵内の管理は津市で管理しているとのことで、当時のレールに敷かれていた石のままだそうです!!
そして、こちらは駅ホームの側にある線路の敷石↓↓↓
比べてみると、確かに違いますよね!
柵内の敷石の方は年季を感じます!!
伊勢奥津駅だけでもレトロ感いっぱい!!
伊勢本街道奥津宿を巡る前からワクワク感いっぱいでした!!
JR松阪駅からJR伊勢奥津駅までの約44kmを約1時間20分で結ぶ路線で、一級河川の雲出川に沿って山あいを走り、素晴らしい景色を味わえるローカル線です。
2009年10月の台風18号による風水害を受けて全線が全面運休してしまった際には、廃線の危機が訪れましたが、地元や鉄道ファンの根強い活動によって、JR線では最長の6年半の歳月をかけて全線復旧を果たした、奇跡の路線として親しまれています。
伊勢奥津駅 給水塔