madarasuka
実家みたいな宿からのジブリの世界の森林浴
実家に帰ったら、自分の部屋が子供の頃のままであの頃の自分に会いに行くそんな宿。
5月26日から27日に愛知県名古屋市から電車で三重県津市美杉町でのワークショップへ行った時のレポートです。
名古屋からは近鉄で松坂まで向かいJR名松線で美杉町へ行きます。
所要時間はおよそ3時間。
なんだかとてつもない冒険に出かけた気分です。
扉が木でできている無人駅のJR名松線伊勢八知駅
レトロな雰囲気がさらに冒険感を高めます。
美杉町に到着して今回の宿ほし空の宿について聞いてみたところ、
美杉町の方「ああ!部屋の真ん中に卓球台のあるところだね!」
わたし「…?」
よくわからないけど、とりあえずチェックイン。
こちらへどうぞと通された部屋の真ん中に卓球台が!!!
その隣に地球儀。
『なんだろ宿というより、なんだか実家の子供部屋に帰ってきたみたい…』
そんな懐かしさと、いろんな記憶が巡られるような部屋でした。
宿はお母さん一人で切り盛りされて、御飯が少し足りないと話したらリンゴにミカンと焼き菓子を『貰い物だから食べてね』といただきました。
こういうやり取りがなんだかあったかいな。
とほっこりして1日目は終了しました。
2日目
2日目は美杉町太郎地区の日神渓谷へ向かいます。
案内は、里山ウェルネス・ラボの柴山さん
柴山さんは、会社員を続ける中で体調を壊されたことをきっかけに、森林に行くようになりそこから、心と自然を繋げる取り組みをされるようになったとのこと。
柴山さんのお話を聞きながら、いざ!渓谷へ!
冒険感がまた一気に高まる入口。
今回は、私のほかに3名で向かいます。
会話しながら進むと結構あっという間。
一つ目の目的地の不動滝です。
下のお堂まで続く滝です。
途中から、苔の多い岩が多くなり始めました。
わたし『もののけ姫の景色に似ていますね!苔がたくさんある景色が昔に行った屋久島の白谷雲水峡にそっくりです!』
柴山さん『ここら辺は、近くにある大洞山の噴火があって気泡の多い岩がたくさんあるんです。その気泡に栄養や水分が詰まって苔が生えているんですよ。』わたし『なるほど!そういうところに共通点があるんですね!』
ただ歩くだけではなくて、歴史や地理を学びながら、一緒に自然を感じるとよりたくさんのことを感じる気がします。
目的地の日神渓谷です!
滝の音と鳥の声しかしない空間はとっても心地よかったです。
焦らなくてもいい。
ゆっくりあなたらしいペースで歩めばいいと教えてくれる。
美杉はそんなやさしさの場所でした。
ほし空の宿
https://misugi.org/list/hoshizora-no-yado/
美杉森林セラピー基地
https://www.misugi-therapy.net
津市森林セラピー基地運営協議会
https://misugi.org/list/shinrin-therapy/
日神渓谷